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雪と耐震性

2021年08月05日

こんにちは、隅です。

 

35℃を超える日もある中、現場では立っているだけでも汗が噴き出す

そんな中でも一生懸命作業をしてくださる職人さんには毎年頭が下がります。

 

今回は少しだけでも涼しさを感じるために雪と耐震性の関係のお話

 

現在ウッドショックにより木材の金額が上がっていたり、必要な木材が手に入らないことがあったりするため構造の計算をする際もひとまず一番弱い樹種の木材で計算しています。

木材によって変形のしやすさが数値で決まっており、これは建物にかかる重さも影響

 

そして、石川県で建物の重さが増える要因として雪があります。

 

屋根に重さがあると揺れが大きくなります。人間も同じで頭が重いと一度揺れると揺れが大きくなります。

実際に構造の計算をする際には多雪地域である石川県では1mや1.2m、1.5m、2mなど屋根の上に雪が乗っている状態で計算を行います。

石川県金沢市には実際どれほどの雪が積もっているのかアメダスのデータを見てみましょう

 

 

図から最大の積雪量が1m以上となることはほとんどないので安全側の計算

そして、地震に対する強さを示す指標である耐震等級で考えると石川県は雪がある季節は耐震等級2で雪のない季節は耐震等級がより良くなるか耐震等級3と同等の性能となりえます。

簡単にでしたがここまでのように建物の耐震性能は雪とも関係しているのです。

 

耐震等級などの詳しいお話はぜひ弊社までお問い合わせを

 

次回も構造の大切なお話を

 

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