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エアコンの除湿量

2023年06月29日

こんにちは、隅です!

毎日ムシムシムシムシしていて何をするにも何かまとわりついている気がしますよね...

梅雨後半さらに湿度が高くなると思うとゾッとします。

 

あと1ヵ月もすると気温30℃、湿度70%くらいのさらに暑くて湿度の高い状況に。

絶対湿度という空気中にある実際の湿度の量はこの場合19g/kg

 

家の中をある程度快適に過ごせるラインの絶対湿度として13.5g/kg(27℃、60%くらい)くらいかと思いますがその場合の絶対湿度差は5.5g/kg。

この湿度差というのはどれくらいの水分量なのでしょうか?

 

30坪(約100㎡)のお家で考えてみましょう!

30坪のお家の換気量はだいたい120㎥/h(1時間で家の空気の半分を換気します)

 

120㎥/h÷0.83㎥/kg=144.57kg/h

144.57kg/h×5.5g/kg=795g/h≒0.8L/h

1日に変換すると約19L/日

 

換気により家の中に1日で19Lの水が入ってくるということになります。

2ℓのペットボトルが9.5本分なので結構な量だと分かりますね。

 

除湿しなくては!

除湿と言えばやっぱりエアコンですね。

 

エアコンでの除湿を考えてみると

27℃60%の空気を16℃100%まで冷やして450㎥/hで吹き出す場合、

450㎥/h÷0.83㎥/kg=542.16kg/h

542.16kg/h×2.05g/kg(絶対湿度差)=1,111g/h≒1.1L

6畳用(2.2k)のエアコンで除湿量は1.1L/h

1日に換算すると約26L/日

 

入ってくる湿気が19L/日だったので人や家電から7L/日の水分が発生してもエアコンの除湿でまかなえることになります。

27℃60%と同じ条件での除湿器でもだいたい16~18Lほどの除湿量なのでエアコンの除湿能力が高いことが分かります。

 

ただここまでただただエアコンがずっと除湿してくれる、動き続けてくれるものとしていましたが性能の高いお家ほどエアコンをつけてもすぐ設定温度に達してしまい休むし、休む時間も長いので除湿をしてくれなかったりします。

ただ温度を下げないように日射を取り入れたり、他のエアコンで暖房をしたりと熱を供給するとエアコンは動き続けてくれます。

 

そして、エアコンの冷房というのはエアコン内部の冷えた冷媒というものに空気を当てて冷たい空気を出したり、そこで結露させて除湿しています。

この冷媒ですが冷えているほど簡単に冷たい空気を出せるし、たくさん結露させることができます。

ということは除湿をたくさんさせるためには冷媒をあまり温めないほうが良いということになります。

エアコンが大風量で風を出す場合、エアコンはその分室内の空気を取り込んでいますので冷媒はその分温められますのでエアコンの風量を少なくすると冷媒は冷えていてくれるのでたくさん除湿してくれます。

今のような梅雨の時期は冷房をつけて除湿すると動かないか冷えてしますが再熱除湿のエアコンがあれば別ですが室温よりも温度を低めに風量も少なく設定するとある程度除湿してくれると思います。

ただそれでも室温は下がってしまいますので家電など室温を上げてくれるものに助けてもらったり晴れていれば日射を取り込んだりしても良いかもしれませんね。

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