新築で住み始めて寒い!はイヤ!
アイラシックホームの完成見学会にご来場されたお客様に
「家づくりにあたり何を重視されますか?」とお聞きしますと
「寒いのが嫌です!」と90%のお客様が言われます。
しかし、本当に住む前から暖かいお家になる目安を
皆様、ご理解いただいておりますでしょうか。
今回、真冬でも暖かい家になる家を建てたい!と思われている方に
失敗してほしくないので【新築なのに家が寒くなる理由と対策】を
ご説明させていただきます。
せっかく新築で高い買い物をしたのに
「寒くて失敗した」という方が多いですが、
正しい家づくりをすれば、お家は暖かく快適になります。
「寒い家はイヤ!」と思われている方に見ていただきたく書かせていただいています。
【なぜ、新築なのに寒いのか!】
その原因は、
そもそも寒いというのは、住宅の性能が悪いのです。
住宅の性能は、建てる工務店や住宅メーカーが設計段階で
事前にお客様にご説明する義務があります。
住宅の性能を表すのは次の2つです
1,UA値 : 外皮平均貫流率
2,C値 : 相当隙間面積
以上の2つの数値を理解することで、根本的に「寒い!」を解決することができます。
1,UA値って何?そしてどうすれば暖かい家になるの?
UA値は、住宅の内部の床、外壁、屋根、(天井)や窓などの開口部などから
外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した数値です。
つまりその数値が小さいほど熱が逃げにくく、
省エネルギー性能が高いということです。
*UA値は、数値が小さいほど性能が高い住宅になります
このUA値は、家を建てる前の設計段階で計算し、求めることが可能です。
では、このUA値を気にせず家を建てるとどうなるのでしょうか?
・エアコンをつけてもなかなかお部屋が暖かくならない!
・トイレ、玄関、洗面所がとっても寒い!
ということになります。
2,C値とは何? これからの実績からみてみましょう。
C値とは、相当隙間面積のことです。
建物全体にある隙間面積(㎤)を延床面積(㎡)で割った数値で
建物の気密性能の判断基準です。
C値の測定は、実際、建てている建物の内で専門の気密測定器を使って行います。
C値も数値が小さいほど優れた気密性のある家と言えます。
シンプルに伝えると↓
「住宅の隙間はどれだけあるの?」を数値化したものです。
C値は数値が小さいほど隙間の少なく性能が高い家になります。
では、C値が小さいとどうなるの?
・隙間風がなくなり暖かい
・家の内の暖かい空気が外へ逃げにくい
・隙間が少ないので雨、風によるダメージが少ない
等があります。
このC値はとても重要になります。
また、C値は、断熱工法を変えるだけでも大きく変わります。
《新築した住宅が寒い理由》
①断熱性能を満たしていない
②住宅の気密が悪い
③窓(サッシ)の性能が悪い
・・・まとめ・・・
新築の家の「寒い!」は、防ぐことができます。
最も重要なのは、はじめに住宅メーカー、工務店を見極めることです。
見極めることができれば、新築なのに寒い家になるのはなくなります。
くれぐれも価格やブランド、営業トークで決めるのではなく、
性能と工法を確認しましょう!