ギャラリー
『気配が伝わる吹抜』
開放感や空気の循環など吹抜がもたらすメリットは多くありますが、私が吹抜を素敵だと思う大きな理由が「家族の存在を感じやすい」ことです。1階と2階は物理的にも精神的にも分断されやすいですが、吹抜は単純にそれを繋げてくれます。吹抜のデザインは家族間の関係までデザインしていると思うと設計がとても楽しくなります。
『空間をフレキシブルに』
和室という空間は、居間、食事室、客間、寝室といったようにシーンに合わせて空間の使い方を変えることができます。こういった柔軟性は、変化の多い昨今の暮らしにも役立つのではないでしょうか。「絆を結ぶ吹抜の家」では、初めから用途を決めて個室を作るのではなく、子供の成長やライフスタイルに合わせて空間を簡単に作り変えれるプランとしました。
『にぎわい回遊動線』
「絆を結ぶ吹抜の家」では平面的な回遊性だけでなく、吹抜や階段を通して立体的にも家中回遊できる動線計画としました。きっと住むだけで楽しいと思います。ですが、にぎやかとうるさいは表裏一体だと思っています。全てを単純に繋げてしまうのではなく居場所ごとの距離感・気持ちの距離感に細かく配慮して計画しました。
物件情報
工法
木造軸組
