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#新築
床暖房とエアコン、同じ暖房でも”心地よさ”が全く違う理由
2025年12月05日
寒い季節になると、家の暖房をどうするかは毎日の快適さを左右します。代表的なのが床暖房とエアコンですが、この2つは同じ「暖房」に分類されながら、仕組みも体感も大きく異なります。
そこで今回は床暖房とエアコンそれぞれの特徴を4つの項目に分けて説明いたします。
1. “熱の伝わり方”の違い
床暖房は、床面を温めてその熱が室内にじっくり広がる“輻射熱(ふくしゃねつ)”と“伝導熱”が中心。足元から体全体を包み込むように暖まり、自然な暖かさが特徴です。
一方のエアコンは、温風を室内に送り出す“対流”が仕組みの中心。空気を素早く暖められますが、足元は冷えたまま残りやすいという特徴があります。
2. 体感の差 ― 「ぽかぽか」か「暖かいけれど乾燥する」か
床暖房は空気を直接温めないため、乾燥しにくく、ほこりが舞いにくいのが魅力。じんわりとした自然なぬくもりは“陽だまり”のようだとも言われます。
エアコンは速暖性に優れる一方、温風によって乾燥しやすいため、加湿器を併用する家庭も少なくありません。
3. 空調効率
床暖房は立ち上がりに時間がかかるため、長時間使うほど効率が良い傾向があります。
エアコンは素早く部屋を暖められるため、短時間の暖房に向いているのが強み。最近は省エネ性能も上がっており、広い部屋でも効率よく暖められます。
4. 設置のしやすさと初期費用
床暖房は新築時やリフォーム時に導入するケースが多く、初期費用は高め。対して、エアコンは設置が手軽で、費用も比較的抑えられます。
まとめ
・床暖房:足元からじっくり暖まる・乾燥しにくい・長時間向き
・エアコン:即暖性が高い・コストや設置が手軽・短時間向き
暖房選びは住まいの使い方によって正解が変わります。「とにかくポカポカの心地よさ」を求めるなら床暖房、「必要なときだけ素早く暖めたい」ならエアコンと、暮らし方に合う暖房を選ぶことが大切です。
弊社の相木モデルでは床暖房を設置しております。「床暖房に興味がある」、「エアコンとの違いを体感したい」という方はぜひご来場ください。
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