もし、今家づくりを始める場合の注意点
石川県の住宅会社選び専門店イエタッタカウンターの鶴見です。
新型コロナウイルスの影響が日に日に大きくなる中、家づくりを始めたけど足踏み状態という方も多いでしょう。
一旦延期するのも一つですが、どうしても早くやり遂げたいという方には、いくつか注意点があります。
1.デザインの傾向はHPの写真で見る
まずは、展示場見学や内見会が中止になっています。
だから、その会社の施工事例を見ることができないというわけではありません。
各社HPには、沢山の施工事例が掲載されています。
そこで各社のデザインの傾向が掴めるので、好みは写真で判断していきましょう。
また、これを機に動画作成に取り掛かっている会社も多く、近々動画コンテンツも充実することが予測されます。
2.打合せはオンラインで
全職種の中で、建設業(住宅業)はオンライン化に弱い傾向がありました。
しかし、このご時世で急速にオンライン化が進行中。
全てとはいきませんが、多くの会社はオンライン打合せに対応し始めています。
オンライン打合せでは、画面共有機能により資料が見やすく、使いこなせばイメージ共有もスムーズになる。
ただし、スマートホンでは画面が小さく見えにくい場合もあるので、パソコンまたはタブレットがオススメです。
3.審査、申請は余裕をもって考えよう
休業要請、自粛要請、濃厚接触者の出勤停止等、どの業種も人員縮小で会社を動かしています。
家づくりでは、住宅会社以外にも様々な方とやり取りが必要です。
例えば、金融機関への住宅ローンの相談があります。
仮審査と本審査があり、本審査に通過しなければ住宅ローンの融資を受けられません。
通常、一般的な金融機関で本審査に2週間程度。
今は人員削減の影響で、それ以上に時間がかかる場合があります。
また、土地を購入したり、家を建て終えた時に、登記をしなければなりません。
実際の手続きは、司法書士に依頼すれば代理で行ってくれます。
申請先は法務局になりますが、ここも人員削減中。
事務処理に通常よりも時間がかかることが予測されます。
どの程度か明確に把握できていませんが、通常よりも各種手続きに時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールで動かなければなりません。
4.住宅設備機器のショールームの休館に注意
住宅の設備機器決めは、各メーカーのショールームへ行きます。
大きさ、形、仕様などの説明を受け、実物を見ながら検討。
しかし、コロナウイルスの影響で一部メーカーの展示場が臨時閉館中です。
まだ開いている所も、完全予約制でマスク着用でなければ入館できないようになっています。
予約手続きは、住宅会社の担当者が行ってくれますが、なるべく検討を後に回せるのなら後にしましょう。
家づくりは、決めるべきことが沢山あるので、優先順位をつけて取り組み、できるものからやるのが鉄則。
以上、考えられるのは4点です。
もちろん、こんな状況で無理に家づくりを進めなければいけないとは考えていません。
各家庭に様々な事情があり、どうしても今でなければという方もいるでしょう。
これらをまとめると、通常の社会情勢よりも時間がかかるということです。
急がなければいけない事情はあるかもしれませんが、焦らず、落ち着いて、できることから取り組んでいきましょう。
また、もし今年は諦めたという方は、在宅の間に家づくりについて勉強をしておくのがオススメです。
4月26日(日)に10時~12時に、オンラインで家づくり勉強会を開催します。
住宅会社選びが、家づくりの成功と失敗の分かれ道の一つ。
そこで家づくりの成功の道を選ぶために、事前の勉強が不可欠です。
講師は、イエタッタカウンターの代表で、設計事務所と住宅会社で勤務経験のある一級建築士の私、鶴見が務めます。
予約が必要なので、お申し込みはこちらからお願いします。