【くらしのいえ通信】2022年12月号 雪の暮らしを楽しむ工夫
先週末からすっかり冷え込みが厳しくなりました。
気が付けば年末。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今月は雪と家づくりについて。
ここ北陸、石川では、冬は雪への準備が必要です。
タイヤは冬用タイヤに。
除雪道具も早めに準備 。
鰤起こし(寒く雷が鳴る大荒れの日)を経て、
やってくる大雪。
1メートル近い大雪ともなれば
除雪車が入る大通りに面しているおうち以外では、
早朝から「出勤するために」除雪をすることになります。
少しでも除雪の負担を軽くするために、
車はカーポートもしくはインナーガレージなどの
屋根付きがおすすめです。
(※カーポートは必ず専門業者に依頼し
地域の積雪荷重を満たしたものを設置してください。
適していないものは多雪時につぶれるなどの
被害が起こることがあります)
また、玄関ポーチに雪が積もらないように庇をつけたり、
屋根の向きを左右もしくは正面以外の片流れにし、
玄関周りに落雪が少なくなるような工夫なども大切です。
「外観は好みにしたい」とお考えでも
将来高齢になった時に
「除雪が楽であるように」という配慮は、
雪国でとても大切になってきます。
除雪以外の部分では、
「暖かくすごせる」家づくりが理想です。
住宅の熱は、ほとんどが窓から逃げていきます。
最新サッシはかなり断熱性能が高いですが、
できるだけ窓の面積はコンパクトにすると
熱がより逃げにくくなります。
リフォームの場合でも内窓をつけることで、
同等以上の断熱効果が期待できますよ。
暖房設備は
省エネ性や熱源や導入時のコスト、利便性を考慮し、
めざす「暮らし」にあったものを選びましょう。
とくに床暖房、薪ストーブなどは、
メンテナンス、ランニングコストを
納得してから導入されることをおすすめします。
くらしのいえでは、家づくりを工夫して
「雪の季節も楽しくすごせる」お手伝いをしています。
お気軽にご相談ください
くらしのいえ 荒木木材工業
担当 荒木 恭子
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