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#スタッフコラム

石川で新築・注文住宅を建てるなら 高気密高断熱と「窓選び」がカギ

2025年08月17日

石川で新築・注文住宅を建てるなら

高気密高断熱と耐震性、そして「窓選び」がカギ

 

 

石川県は冬の寒さと積雪、夏の蒸し暑さが共存する地域。そんな環境で快適かつ長く住み続けられる家を建てるには、「高気密高断熱」と「耐震性」の両立が欠かせません。そして意外かもしれませんが、その性能を左右する最大のポイントがです。

 

 

 


高気密高断熱がなぜ必要か

 

 

石川の冬は外気温が氷点下になる日も多く、暖房効率の低い家では光熱費がかさみます。また、寒暖差による結露は、健康被害や建物の劣化を招く原因にもなります。

 

 

高気密高断熱住宅は、室内の暖かさや涼しさを逃がさず、外気の影響を最小限に抑えることで、光熱費の削減と快適な室温の維持を実現します。

 

 


実は住宅の断熱性を左右する最大要素は窓

 

 

 

 

住宅から失われる熱の約50%は窓からと言われています。
冬は暖房熱が逃げ、夏は外の熱気が入り込む──これらを防ぐには、壁や屋根の断熱だけでなく、窓の性能向上が不可欠です。

 

 

窓選びのポイント

 

  • フレームの素材


  • 樹脂フレーム:熱を伝えにくく結露も抑制。高断熱住宅のスタンダード

  • アルミ樹脂複合:樹脂より断熱性はやや劣るが、強度や価格面でバランス型


  • アルミフレーム:軽量で安価だが断熱性は低い。寒冷地では不向き。



  • ガラスの種類


    • 複層ガラス:2枚ガラスの間に空気やガスを封入。断熱効果とコストのバランスが良い。

    • トリプルガラス:3枚構造で断熱性能は最高クラス。寒冷地や高性能住宅向け。

    • Low-Eガラス:特殊金属膜で熱の出入りを抑制。複層・トリプル両方に対応。



高断熱住宅を目指すなら、樹脂フレーム×Low-E複層またはトリプルガラスが理想です。




耐震性とのバランスも重要




石川は地震リスクも無視できません。耐震等級3を目指す設計としつつ、窓の配置や大きさにも配慮することで、耐震性を損なわずに採光・通風を確保できます。大きな開口部は構造計算で補強を行い、耐力壁とのバランスを取ることが重要です。




ランニングコストと資産価値を見据える



高性能な窓や断熱材は初期費用が高めですが、光熱費の削減、結露による劣化防止、メンテナンスコストの低減など、長期的には費用対効果が高い投資です。将来的に断熱性能が住宅の資産価値評価に直結する可能性も高まっています。




石川での窓選び・家づくりのすすめ




  1. 地域の気候データを把握
    冬の最低気温・積雪量・夏の湿度などを確認。


  2. 性能等級を意識
    断熱等性能等級6以上を目標に設計。


  3. ショールームで体感
    実際に窓の断熱効果や結露の違いを体感して選定。


  4. 耐震設計と両立
    構造計算で安全性を確保しながら窓の性能を最大化。



 

 

 

 

 

 

 

石川での新築・注文住宅は、デザインや間取りだけでなく、「高気密高断熱」「耐震性」、そして窓選びが家の寿命と快適性を大きく左右します。樹脂フレームと高性能ガラスを組み合わせた窓は、冬も夏も室内環境を安定させ、光熱費を抑え、将来の資産価値にもつながる選択です。

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