(有)木村製材　建築部

私たちの住まいに対する「３つのこだわり」と、背伸びしない身近な自然素材を採用すること、そして呼吸する材料を採用すること、このキーワードから必然的に古来から住宅で造られてきた「竹小舞・土壁」を究極のテーマとして取り組みはじめた。

竹小舞・土壁の家は夏は涼しく、燃えにくく、耐震性も上げることは可能です。
しかしながら、断熱性が弱い、コスト高、施工職人がいないなど短所もありました。

そこで、それら短所をカバーしながらも、土による蓄熱性能、調湿性能、耐火性能、吸音性能を生かし、さらに耐震性能まで底上げして、「現代版　土壁の家」として完成した。

日本伝統の工法をより身近に感じることの出来るお住まいを提供し、１棟でも多くその至高の住宅を得たお施主様に満足を提供したい、そして、伝統建築の継承と創造をさらに成就させたい、これが木村製材が土壁の家に取り組んだ理由のひとつです

地産材の軸組に竹小舞を編んで地産の土壁を塗る。施工中から施主様の記憶に強烈に残り、永続的に満足度が上がっていくことと思います。


気候風土が地域によって違う日本。
その中で、この地域で根を張った材料で構成されていくお住まい。


昔は非常に時間がかかった構法ですが、その工期短縮への取り組みも忘れておりません。