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キッチンのメンテランス

2024年02月17日

キッチンのメンテナンスは重要です。毎日使う場所だからこそ、適切なケアをすることで長寿命を保ち、快適に使い続けることができます。以下にキッチンの寿命とメンテナンスについて考えていきます。

キッチンは様々な設備から成り立っています。キッチンの耐用年数は、一般的に1020年と言われています。
 10年と20年ではかなりの幅がありますが、キッチンが様々な部位から成り立っており、それぞれの部位にある設備によって劣化のスピード、耐用年数が異なるからです。

以下はキッチンの主な部位です:

1・高温になる場所(ガスやIHなどで加熱調理をする場所)

2・水を使う場所(洗い物など)

3・乾燥した場所(ワークトップや保管場所としての棚・キャビネットなど)

4・電化製品を使う場所(冷蔵庫、電子レンジ、換気扇、食器洗浄機など)

これらの部位ごとに異なる性質の負担がかかっており、設備の寿命や交換時期も変わってきます。
 高温・火・水・油・汚れ・その複合というように、それぞれの部位によって異なる性質の負担がかかってくるということで、それぞれの場所にある設備の寿命や交換時期も変わってきます。

キッチンの寿命は部位ごとに異なりますが、特に「電化製品を使う場所」にある設備や頻繁に触れる設備が最も早く劣化し、寿命を迎えてしまいます。例えば、レンジフードや食器洗浄機、水道の蛇口などはおよそ10年で寿命を迎えることが多いです。

目安として、普段通り使っていて何かが壊れた、ということでない限りは10年目以降あたりから、設備の部分を中心としてキッチン全体のメンテナンスを考えなければなりません。

キッチンの交換には二通りの考え方があります:

1・部分的な修繕:寿命の近づいた器具を交換もしくは修繕する。

2・キッチン全体をリフォーム:全体的な劣化が進んでいる場合に検討する。

部分的な交換は簡単に行えますが、キッチン全体をリフォームすることで新しいシステムを導入したり、使いやすさを向上させたりできます。設備の新商品は省エネや高効率なものが多いため、水道代の節約や作業時間の短縮にも期待できます。キッチンは毎日使っていると微妙な違和感や、ちょっとした不具合も敏感に感じることがあるかと思います。

キッチンの劣化・寿命による交換は。
 10
年前後

レンジフード 異音がする、ファンの回転が不安定、掃除をしても汚れが落ちにくくなってきた
 食器洗浄機 異音や水漏れがする、洗浄力が落ちた
 蛇口・水栓 がたつきやぐらつきがある、水量が安定しない、水漏れがある

10年~15

ガスコンロ 火が付きにくい、火力調整しづらくなった、ガスのにおいがする、炎の色がおかしい
 ●IHコンロ トッププレートに割れや損傷がある、火力調整できない、異音がする

15年~20

ワークトップ(天板) 掃除しても汚れやサビが落ちない、明らかなキズやへこみがある、変色・退色がある
 キャビネット がたつき・変形や損傷がある、シンク下の排水トラップやホースに損傷がある
 シンク 汚れが落ちにくい、変形・へこみがある 

20年~30

排水管 異臭がする、流れが悪い、詰まりやすくなった、水漏れがある。

上記に挙げたのは主な劣化の症状の一部です。

劣化や不具合を放置しないで早めに交換すれば、気持ちよくキッチンに立つことができます。

https://www.oushima.jp/blog/latest/272

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