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#家づくり

#高気密・高断熱

「吹き抜けは寒い」は昔の話?家具のプロが家づくりで後悔した理由と、20年先も暖かい家の見分け方

2026年05月23日

皆さんこんにちは。

アイラシックホームです。

「本当は開放的な吹き抜けリビングに憧れるけれど、冬の寒さや電気代が心配で……」と諦めていませんか?

実は、石川県の厳しい冬や梅雨の気候だからこそ、正しく設計された吹き抜けは「最高の快適装置」になります。

今回は、業者さんと話した自邸の家づくりで直面したリアルな事例を交えながら、北陸エリアで後悔しない「本当に暖かい家」を見分けるための2つのモノサシ(数値基準)を分かりやすく解説します!

1. 【実話】「最高峰の断熱」を選んだのに、住んで寒いと後悔した理由

日々、多くの新築現場に出入りし、住宅の裏側まで知り尽くしている業者さんから、ある冬の日にこんな相談を受けました。

「10年前、当時最高と言われた45mmの断熱パネルを使ってこだわりの家を建てたんです。

これなら絶対に暖かいと信じていたのに。

いざ住んでみると夏はバッチリだけど、冬はエアコンをフル稼働させてもリビングが18℃までしか上がらなくて……」

18℃といえば、じっとしていると足元からじわじわと冷え込み、手足が寒く感じる温度です。

相談も急なものではなく、弊社のいくつかのお施主様宅に家具を搬入してくれた際に、なにかが確信に変わったらしく、

「アイラシックさんの家ってどの家も寒くないんですね。」と話を切り出され、相談の流れとなりました。

なぜ、断熱材をしっかり入れたはずの彼の家は寒く、大きな吹き抜けがある家が暖かいのか。

そこには、多くの方が陥りがちな「家づくりのあるある」が隠されていました。

2. 「吹き抜けが寒い」の真犯人は、空間の広さではなく「目に見えない隙間」

家を冬の「魔法瓶」に例えてみましょう。

断熱材(ウレタンやグラスウールなど)は、魔法瓶の「壁の性能」です。

もし魔法瓶の「ふた」が少しだけ浮いていて、隙間があったらどうなるでしょうか?

せっかくの暖気は上から逃げ、代わりに外の冷たい空気が足元からスーッと侵入してきます。

これが「気密性能(C値)」の影響です。

暖かい空気は上に昇る性質があるため、家に隙間があると、1階の暖気が上に逃げ、押し出された2階の冷気が足元へ降りてくる「コールドドラフト現象」が起きます。

 

つまり、「吹き抜け=寒い」のではなく、「吹き抜けの開放感を楽しむためには、隙間のない高い施工精度(気密性)がセットで必要不可欠だった」というのが、プロが気づかされた真実でした。

3. 住宅会社を見極める!失敗しないための「2つのモノサシ(数値)」

言葉だけの「高気密・高断熱」に騙されないために、打合せでは必ず以下の「具体的な数値」を会社に確認してください。

これが、20年後も後悔しないための本物のモノサシです。

① 断熱のモノサシ:UA値(熱の逃げにくさ)

  • 目指すべき基準:HEAT20 G2レベル(小松市・加賀市・能美市などの6地域ではUA値0.34以下)

  • ※数値が小さいほど高性能です。
    吹き抜けの大空間で「冬でも裸足」で過ごすなら、G1(0.48)よりも、もうワンランク上のG2レベルを目安にすることをおすすめします。
    根拠は、直接お伝えします。

② 気密のモノサシ:C値(家の隙間の少なさ)

  • 目指すべき基準:C値 0.5以下(さらにこだわるなら0.2未満)

  • ※気密は設計図面ではなく「職人の施工技術」で決まります。
    そのため、「全棟で気密測定を行っているか」が極めて重要なチェックポイントになります。

4. アイラシックが「シーリングファンは不要」と断言する理由

 

「吹き抜けを作るなら、天井のプロペラ(シーリングファン)を回さないと寒いですよね?」とよく聞かれます。

しかし、私たちは基本的にファンは不要だと考えています。

なぜなら、「断熱」と「気密」の性能を極限まで高めた家は、機械で空気をかき回さなくても、自然な対流だけで家中どこでも温度差が2℃以内に収まるからです。

高い天井にあるファンは、数年も経つと羽の上に埃が積もります。

その掃除のために長い梯子を用意したり、業者を呼んだりするのは、住んでからの大きなストレスになりかねません。

過剰な設備に頼る前に、まずは建物の「基本性能(箱の強さ)」を極めること。

これが、私たちの考える「永く快適に暮らせる家づくりの設計」です。

5. 【北陸特有】灰色の空と湿気に勝つ!石川県だからこその吹き抜けメリット

実は、雨や雪が多く、冬の日照時間が短い(東京の3分の1)石川県(小松市周辺)だからこそ、吹き抜けは大きな威力を発揮します。

  • 冬の貴重な晴れ間(日射熱)を取り込む:高い位置に設けた高窓から、遮られることなく冬の貴重な太陽光をリビングの奥まで届けます。

  • 梅雨・夏の「ジメジメ湿気」を停滞させない:換気計算により、吹き抜けが立体的な空気の道(煙突効果)となり、湿った空気を効率よく排気してカラッとした室内環境を保ちます。

暗く寒いリビングで冬を過ごすか、吹き抜けからの自然光を感じながらエアコン1台で暖かく過ごすか。これは、暮らしの質に大きな差を生み出します。

6. まとめ:理想の暮らしのために、「数値の根拠」で安心を手に入れよう

吹き抜けは、光熱費を犠牲にする贅沢品ではなく、高性能な家においては「光と空気を効率よく循環させるための機能美」です。

住宅会社選びで迷ったら、まずは見学会で「トイレや脱衣室がリビングと同じくらい暖かいか」を体感してみてください。

そして、「UA値やC値のデータ」を堂々と開示してくれる会社かどうかを確かめてみてください。

アイラシックホームでは、感覚ではなく「一棟一棟の換気計算と構造計算」に基づいた、北陸の風土に負けない家づくりをご提案しています。

「本当はこんな暮らしにしたい!」というご家族の理想を、ぜひ私たちに聞かせてください(^^)

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佐々木不動産