モデルハウスを訪れるお客様からよく「広いリビング」がいいとのお言葉をよく聞きます。　実はこれには２つの意味があります。実際に広いリビングが良いのか、広く見えるリビングが良いのか？　家族の思いがどちらかによって間取りを作成する際に注意が必要になります。

【リビングを広く見せるには？】

広さが大きなリビングをご希望の場合は、希望にあった大きなリビングを作れば解決しますが、それでは建築価格があがってしまいます。　そこで多くの方はリビングを広く見せたいと考えます。　そのために出来る家づくりの工夫をご紹介します。

◇インテリアを明るい色にする

インテリアでも壁の面積は非常に大きく、クロスの色合いによって部屋の見え方も変わってきます。　通常ダーク系の色は高級感が出ますが、引き締まって狭く見えがちです。そこで白やベージュなどの明るい色を採り入れると、明るい色は天井も高くみせてくれるのでリビングが広く見えます。

◇視界に入るものを減らす

リビング内の壁際に造り付けの収納や造作の家具を作った場合、部屋の隅に立ち対角を見た時に、家具や収納が視界にはいってくるとリビング自体が実際の大きさより狭く見えがちです。　

同様に視界に入り込んでくる本棚などが背の高い家具だと部屋が狭く見えるので、パッとみて視界が開けていると感じられるように室内の凸凹をなくし、低めの家具を選ぶとリビングは広く見えやすくなります。

◇整理整頓を心がける

実はこれが一番です。　たくさんの物が溢れている部屋では部屋は広く見えません。

こどものおもちゃや読みかけの雑誌などがテーブルにポンとおいてあったり、小物類がごちゃごちゃしていると部屋はすっきりとは見えません。　　このような問題を避ける為に建築する際にニッチやマガジンラックなどの収納スペースをあらかじめ作っておくとそのような問題は発生しませずお部屋もすっきり見えます。

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