株式会社 設計木花家(こかげ)
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株式会社 設計木花家(こかげ)
オープンシステム全国大会IN熊本
2025年09月19日
原価で家を建てる、価格をオープンにした分離発注方式採用してる設計事務所の全国大会が、今回は熊本で行われました。



昨年の全国大会は4月16日に行われましたが、その二日前4月14日に震度7の地震が熊本を襲いました。
昨年の全国大会は鳥取県で有りましたので、全国から集まった設計士さんは地震の話でもちきりでした。当然熊本県からも沢山の設計士さんが参加予定をしてましたが大変な被害で不参加となりました。
しかし4月16日の夜中にまた大きな震度7の地震でまた多くの建物が倒壊してしまいました。
福島の地震は津波被害が大きく有りましたが、熊本の地震は建物被害が目立ってます


今回の全国大会では、地震に壊れない住宅の設計に多くの時間を掛けて勉強しました。
建築基準を満たしてるだけではとても丈夫な建物とは言えないし、設計上の耐震壁が十分に設計されててもバランスの悪い設計は倒壊してしまいます。
お客様からの要望で大きな部屋や空間を要望されても、丈夫な建物を作るにはお客様の要望も妥協して貰う事も大切です。 地震が来ても安心して住み続ける家を設計する事の大切さを勉強しました。


次の講義では温熱環境の良い建物を建てる為の講義が有りました。
中途半端に断熱や気密を行うと・・・弱い所に結露やカビなどが発生して、暖かい家だと聞いて建てたのにぜんぜん暖かくなく足元が寒い家が建った苦情の話を詳しく紹介して頂きました。

設計木花家ではC値0.3Ua値0.44を基準としてますが、多くの会社は遠く及ばない断熱性能ですね
勉強していない会社は設備機器を高性能にして一見高性能住宅に見えますが、温熱環境の勉強をしてない会社が建てると高額の建築費を払ったのに寒い家が建ってしまします。
今年の全国大会はとても有意義な大会でした。
これからも高気密高断熱の暖かくてエネルギーが掛からない家を、価格をオープンにして原価で建てる高性能住宅を設計して行きます。
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