株式会社 設計木花家(こかげ)

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株式会社 設計木花家(こかげ)

UA値に頼らない室温デザイン

2025年09月19日

先週29日に大阪で行われたセミナーに参加してきました!
 
セミナー会場は「大阪産業創造会館」です。
大きくて立派なビルでしたが・・・モニメントが変わってて面白い建物でしたよ(笑)
 
 
 
建物の「熱貫流率」UA値は図上では色々シミュレーション出来ますが、出て来た数値は体感と誤差が無いのか気になる所ですね
 
温熱環境の地域割りでは東京と金沢は同じ地域6ですが、冬の暖房負荷が東京を1とすると金沢は1.8倍になります。
同じ地域6でも、冬の東京は風は冷たいけど日差しが強いので大きな窓から入る日差しで家の中が温かくなって来ます しかし冬の金沢では日差しは期待できないので大きな窓を付けると窓から熱が外に逃げていきますので同じ間取りやUA値では金沢では寒くなっちゃいます。
 
 
全国チェーンハウスメーカーでは、東京と金沢では同じ地域6なのだから東京の建物を金沢でも十分対応出来ると思って宣伝してますが、やっぱり北海道・大阪・福岡などそれぞれの地域に合った建物を建てる事が大事ですね
 
それぞれの地域でやってる工務店はその事を熟知してるので、勉強してる地場の工務店で家を建てるのは本当にお勧めです。
 
 
 
熱貫流率UA値や隙間面積の気密値C値を極端に高くして我が社の建物は優れていると宣伝してるのを見ますが・・・数値を見て一喜一憂するのでは無く本当に必要なのはどれなのか見極める必要がありますね
(基準法数値以下であっても一定以下の数値でないと全然ダメなので気をつけて下さいね)
 
 
 
最初は少し建設費が掛かりますが、それぞれの地域に合った温熱性能の高い家を建てると長い目で見るととても快適でお金も掛からないエコな家になります。
 
設計木花家が採用してる「床下暖房」も、実態に合ったシミュレーションが出来るようになりますのでこれからが楽しみです。
同じUA値でも自分の家は何だか寒いって事が有ればそれは本当に地域に合った設計がされてない訳です
 
地域に合った設計・価格をオープンにして原価で建てる設計木花家です。

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