株式会社 設計木花家(こかげ)
電話
076-254-0366
株式会社 設計木花家(こかげ)
第一種換気VS第三種換気
2025年09月19日
昨日住宅の温熱環境に詳しい専門業者の福田温熱空調さんが会社訪問に来てくれました。
福田温熱空調さんは、まだ世間では住宅の性能とか空調など気にもしていない頃から、住宅の性能を高める事の大切さを勉強して訴えてた石川県でもパイオニア的存在の会社です。

福田さんと換気システムについて色々質問をして教えて頂きました。
きちんと施工された高気密高断熱住宅では、設計木花家としてはダクト式第一種換気システムが良いと思ってますが、他の会社さんでは第三種換気システムも採用してるようです。
色々なメーカーの商品説明を受けましたがそれぞれ一長一短が有ってどれを採用するかはお客さんと設計士さんとの話し合いになると思います。
最近のお客さんは勉強されてて、ダクト式第一種換気システムの中でも採用するメーカー機種を指定してくる人もいるようです。

トラブル事例として、ハウスメーカーに言われてダクト式第一種換気システムを採用したのですが、引っ越してから何だか体調がすぐれなくてチカチカすると言われて相談された家を見に行ったそうです
まずは、換気システムの換気量が設計通りになっているか風量測定機を使って測定したら・・・設計の10%程しか換気量が無い事が判明しました。
天井裏の換気システムを見たら、ダクト径が細すぎて風量欠損が大きくて空気が通りつらくなっているのが判明しました。
なぜ細い径のダクトを使ったのか!細い径のダクトを使う事を誰が指示したのか! きちんと勉強されてる設計士や施工者ならこんな事にはならなかったのでしょうが・・・有名なハウスメーカーだから大丈夫、有名が機械だから大丈夫とは思わずにしっかりと専門家に相談する事をお勧めします。
話を聞いてて工事に携わった人たちのレベルの低さに腹立たしく思えました。
専門家集団の設計木花家ではこんなトラブルにはならないですね。
アーカイブ
閲覧履歴
