株式会社 設計木花家(こかげ)
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株式会社 設計木花家(こかげ)
太陽光発電が危ない!
2025年09月19日
17日日曜の夜明けから降り始めた雪で金沢の町は30㎝の積雪でした。
日曜日だったので通勤ラッシュは有りませんでしたが街中はノロノロ運転でしたね
そして・・・スリップ事故も多かったです
日経ホームビルダーの1月号のタイトルがショッキングなタイトルです
「太陽光発電が危ない」

太陽光発電設備設の設置数が多くなると色々なトラブル発生してきてるようです。
当初思いもしなった事で太陽光発電パネルが発火したり
こんな施工じゃダメだろって思う施工でコードより発火して家が燃えたとか・・
昼間の太陽光発電がガンガン行われている時に発火してもむやみに水を掛ける事が出来ないようです
燃えるのを見てるだけ・・・太陽が沈んで発電が行われなくなるまで待ってから消火活動・・マジ?

パワーコンからの発火も多いようです
高電圧なのでうかつに消火活動も出来ないようで・・・涙
施工不良も多いようです
屋根材を兼ねた太陽光パネルも施工によっては雨漏りや漏電トラブルが多いようですね

施工が悪かったり、想定外の風で太陽光パネルが破損や落下する事故も多いようです
発電パネルのセルが壊れて発電しない箇所が何カ所も有って当初予定の発電量が発電されていないトラブルです

想定外の風で吹き飛んだ太陽光パネルですね


設計木花家では太陽光発電搭載をあまり進めてません
屋根は壁よりも遙かに気候上過酷な箇所になります
夏は目だ焼きが出来る程暑くなるし・・冬は凍るまで冷えます
ですから屋根の形状はなるべくシンプルにして、後でメンテナンスが出来るようにする事が大切です
何十年も後で屋根のメンテナンスをしようと思ったら、太陽光パネルを一旦外してから屋根のメンテナンスしなくちゃいけないし、費用も売電で得たお金以上に掛かってしまいます
以前、ZEH(ゼッチ)講習会で太陽光パネルを載せない普通の家と、太陽光パネルを載せてた家は工事金額は上がりますが売電利益を考えると毎月のローン支払いは逆に少なくなるからお客さんに太陽光パネル搭載を進めましょう~って話が有りました。
最後に質問は有りませんかと言われたので、「太陽光パネル搭載を勧めてる建築屋さんは、売電価格が保証されてる10年間は売電金額でローン支払いが少なくて済むからお客さんに勧めてますが、10年後売電価格は一度にか徐々にか今の価格の半分程になると予想されます、パワーコンの取り替え費用と太陽光パネルの劣化による発電量の低下・・・その他雨漏りリスクや風による破損や屋根のメンテナンスはどう考えてますか?」
そう質問したら・・・何十年も先のお客さんの事を考えるのは大変素晴らしい、しかし何十年先の事より今会社が利益を上げて存続する方が優先されるでしょうって言われました。
また何十年後には社会問題になってしまうかもしれませんね・・・・
住宅ローンが払い終わった頃に建てた家がバタバタでボロ家で住めなくなる家なら賃貸住宅に住んでる方が良いと思いますね
設計木花家では住宅ローンが終わってから後何十年も住めるのが本当の価値だと思って建ててます。
何十年も先の事まで考えて設計しないとダメですよね
しっかりとした暖かい家を建てる設計木花家です
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