株式会社 設計木花家(こかげ)
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株式会社 設計木花家(こかげ)
数値には表れない断熱性能
2025年09月19日
金沢の雪もかなり融けて少なくなってきました
しかし・・・気温はまだまだ低くて寒いですね
断熱性能値を数値Ua値で表す事が多いです
設計で断熱材の厚みが10センチ20センチなどと計算ソフトに入力して断熱性能数値が出てきます
充填断熱の時は、壁の断熱材は柱の寸法以上に充填する事は有りません。
屋根や天井に断熱材を施工する板状断熱材は設計指定された寸法の断熱材の厚みになります
しかし、現場発泡断熱材は現場で吹付発泡するので厚みは設計してされた断熱材の厚みよりかなり多く吹き付けるので指定された寸法より厚くなります。
いつもしっかりと良い仕事をしてくれるキングラン中部株式会社さんです

天井下地も断熱材の厚みが十分に確保出来る様に下地を作ります
下地に合わせて断熱材をカットしますので、結果的には相当厚くなっています(^o^)

夏も冬も熱が逃げるのは壁より屋根の方が断然熱が移動します
そこで断熱材と屋根の間に遮熱材を施工します
部屋側は段ボールになってますが、屋根側はアルミ箔で仕上げてあるので夏の炎天下の熱を部屋の中に入らないように遮断します。
夏のクーラーバックの中がアルミ箔覆われているのと同じ事です

屋根側のアルミ箔のようすです

屋根裏にアルミ箔ボードを施工した様子です

湿気も通す様に切れ目も入ってる優れものです
このボードを販売しているのは福田温熱空調 FOボードです。詳しくは福田温熱空調のHPを見るとよく分かりますよ 温熱環境に興味が有れば是非見て下さい。
この優れ物の遮熱材は計算ソフトには反映されないので数値には表れませんし、断熱材の設計値以上の厚み分も数値には表れる事は有りません(当然ですが)
実際に住んでみると数値以上の快適さにびっくりすると思いますよ
電気の配線も先に管で繋いで断熱材の中に埋め込みます
配線は後で管の中を通して配線します(変更や追加で電線やLAN配線など簡単に出来ます)

吹付発泡が綺麗に隙間も無くしっかりと出来てます

数値だけでは表す事が出来ない快適性です
断熱性能は同じなのに、なぜ自分の家は寒く感じるのだろうって思いますよ
数値も大切ですが、本当に大切なのは住んでみた実感です
数値以上の快適な家を建てる設計木花家です
高気密高断熱の家を原価で建てる設計木花家です
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