株式会社 設計木花家(こかげ)
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株式会社 設計木花家(こかげ)
換気トラブル
2025年09月19日
日経ホームビルダー7月号が届きました
今月のテーマは換気トラブルです

デザインとか見た目の事は直ぐに分かるのですが
換気など見た目で良し悪しが分からない事は問題が起きないと気付きませんね

建築に携わる者なら分かっていて当たり前と思うのですが・・・現実はそうでは無いですね
今回のレポートは温熱環境に詳しい私たちの仲間でもある「福田温熱空調」さんが書いております
断熱や気密に重要性について熱心に勉強されてる会社です
中途半端な断熱工事を行っていると断熱がきれているところで結露が始まります
机上でいくら良い数値だと言っても現場がきちんと施工されていないとダメですね

その他長い間機械や排気グリルを掃除しない例が出ております。
設置するときにはきちんと取り扱いの説明をして引渡をして
何年かはちゃんと掃除をしてますかと尋ねる事が必要ですね
家も機械も定期的に手入れをしてあげれば本当に長く使う事が出来ます
高気密の家になるとキッチンの換気扇にも注意が必要です
隙間風が一杯入る家だと問題にはならないのですが、気密の良い家でキッチンの換気扇を付けると家の中負圧になってしまいます。
換気扇は回るけど・・・煮炊きした匂いや湿気が外に排出されてません
そこで!
換気扇と連動して給気シャッターの付いた吸気換気扇を付けます
キッチンの換気扇の近くに換気扇がが回っている間だけダクトが開いて外からの空気を取り込みます
外から新鮮な空気を入れて、キッチン換気扇より調理の匂いとかを外に排気する事が出来ます

次は天井裏に電気の配線や水回りの配管を通すのに張りや柱に大きな穴を空けて工事をしている問題事例が載っています。
写真を見るとかなりかなり悪質です!!
18㎝の張り背に10㎝の穴を空けてパイプ通すって・・・アウトでしょう
色々問題が有りますが本当の理由は何でしょう
そもそも天井裏の空間が狭いから張りに当たってどうしようも無く張りに穴を空けているのかもしれません
予算の無い現場では天井の空間を狭くして階高を引くして屋根勾配を少なくして・・・・
工事も悪いですがそうするしか無い現状も有るのかもしれませんね
ただ値段が安いから良かったと思うかも知れませんが
価格の安い家で性能の良い家は有りませんね
今月号の日経ホームビルダー7月号はとても勉強になりますので
家を建てたいと思っている人は一度読んでみると良いと思います。
本物の高気密高断熱の家原価で建てる設計木花家です
良い物を安く原価で建てる設計木花家です
kkk
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