令和6年能登半島地震 2024/01/29 2024.01.29 令和6年能登半島地震 毎日、能登半島地震による復旧と相談と修繕に日々、奔走させていただいております。お陰様で現在のところ、29年間、新築のお客様の被害はございませんでした。唯一、基礎のヘアクラックや壁の割れがあり、対応に追われております または、壁の下地の継ぎ目のところが一部クラックが入ったお住まいが、いくつかある程度です。今回の災害で、特に昭和56年以前の古い耐震基準で建築してあるお住まいの被害が、多いのが特徴的です。珠洲をはじめ、能登に調査でお伺いすると、倒壊又は床が数センチ下がっていたり、柱が傾いているお宅がとても多いです。原因は、土地自体の隆起はどうしようもないとところもありますが、ほとんどは、地盤改良や新しい設計基準で建築すると被害は格段に減らせることが出来ます。 設計基準強度の壁倍率だけでも1.7倍以上100年以上は持つ耐震性と耐久性にこだわってきた結果、水平構面も非常に高く、どこにピアノおいても床の補強する必要がないほどの強度で設計していることが被害を格段に減らしていることにつながることが出来きたのではないかと思います。