どうすれば冬暖かい家になるの?続編
実は高気密・高断熱には、どれだけの数字が高断熱・高気密だという定義がありません。
「自分で高断熱だ!」と言ってしまえば高断熱になってしまいます。
では、どうすればいいのでしょうか?
冬暖かく、夏涼しい家が欲しい方にぜひ知っていただきたい数値があります。
まずは、断熱性能を示す数字であるUA値です。
アイラシックホームの会社がある石川県小松市では
日本全国を気候にあわせ8つの区域に分けた地域区分では6地域になります。
新しくなった断熱等級4では、0.87という数値を確保する必要があります。
まず、ここが第一段階です!
2021年4月から、家を建てる会社は、省エネ性能の説明義務化されました。
そこで、ハウスメーカーや工務店から必ず説明がありますが、この数値の確認を必ずしてほしいです。
(説明されない住宅会社は、法律違反です。)
もう一度、ご注意を!
この数字を達成していたからといって、夏も冬も快適な暮らしができるということにはなりません。
高性能な家の上を見ればキリがないし、もちろん高断熱性能だけで「冬暖かい!」
という快適さが決まるわけではないのですが、石川県小松市では、「冬暖かく、夏涼しい」暮らしを
光熱費を抑えながら、可能にするにはUA値は、0.46以上は必要なのです。
次は、C値のお話をします。
これは、家のスキマを表す数値です。つまり気密性能を表しています。
UA値については、先ほどご説明したように、基準はありますが、
C値については法律などで規定されていません。
ということで、C値が3.0であろうが、0.1であろうが、
あなたが注文しようとしている住宅会社さんは、「高気密の家です!」といえば、高気密の家になるのです。
C値については、数字の基準がないので、言いにくいですが、
C値=0.5はほしいところで、C値=0.3以下であれば理想的です。
ざっくり言うと、35坪ぐらいの家だと、0.5では、名刺ぐらいのスキマがあるとお考え下さい。
前にご説明した断熱性能(UA値)は、設計段階で出される数値なので、
契約前にご提示できますが、C値については、建築が進み、
気密測定をしなければ出せない数値です。
重要なポイントは、
住宅会社にC値を聞くときは、その会社の基準を聞くことはもちろん必要ですが
営業マンが「普段から0.5出していますから、今はしていません。でも大丈夫です」
という言葉で安心してはいけないです。
気密性(C値)は、気密測定をしなければわかりません!
高気密・高断熱な高性能住宅は、数値の確認も重要ですが、
いかにしっかりと施工しているかが、本当は一番大切なのです。
「そんな数字をわからないわ!」と言われる方もおられると思います。
そのようなとき、もっと簡単にしっかり高気密・高断熱に取り組んでいる住宅会社か
がわかる質問があります。
「UA値やC値って最近よく聞くのですが何ですか?」
「あなたの会社の断熱性のはG2グレードですか、それともG1ですか?ひょっとして省エネ基準ですか?」
これらに答えられなかったら、「冬暖かく、夏涼しい家」を求めるのは、そもそも無理があります。
検討する会社から外されてもよいかもしれません。
ちゃんと答えてくれた時点で、まず第一段階クリアですが、
そもそも皆様(一般の方)には難しいと思いますので、
その住宅会社建てた住宅の電気代を聞いてみるのもよいかもしれません。
アイラシックホームではUA値=0,37、C値=0.3、G2グレードを標準としています。
冬暖かく、夏涼しい家で快適な暮らしの実現をご提供させていただいております。