家を建てる前に知っておきたい地盤について
令和6年能登半島地震で被災された方には、お見舞い申し上げます。
ここ小松市や加賀市でも瓦や塀、壁など被災されている住宅も結構見られます。
地震には、活断層は、もちろん影響がありますが、
それに加えて地盤の強さも被害の大きさに影響されていることがわかりました。
地盤は家を支えるためにはとっても重要です。
安心して暮らすためには、土地の地盤の強さを知り、それに合わせた対処が必要になります。
そこで地盤について知っておくポイントをまとめてみました。
そもそも地盤って何?
家を建てるのにぴったりなのは、どんな場所がいいの?
「地盤」は、住宅など建物の基礎からの荷重が地面に伝わる地中部分のことです。
地層の種類や年代、成り立ち によって、地盤の硬さが違ってきます。
また建物の荷重に対して必要とされる地盤の強さは違ってきます。
家を建てる時には、安全性を高めるために地盤を補強する「地盤改良」を行うことがあります。
地盤の条件によりますが、地盤調査は必ず行わなくてはいけません。
地盤の条件によりますが、地盤調査は必ず行わなくてはいけません。
地盤調査は、現在義務付けされております。
やわらかい地盤の場合、何も対処をせずに家を建てると基礎の沈下によって家が傾くなどの
トラブルが起きます。まずは地盤調査を行い、結果により地盤補強工事を行うことで、沈下
を防ぐことができます。
トラブルが起きます。まずは地盤調査を行い、結果により地盤補強工事を行うことで、沈下
を防ぐことができます。
つまり、家を建てるなら、安定した硬い地盤に、もしやわらかい地盤であっても適切な
地盤補強工事を行うことが重要です。
では、硬い地盤、やわらかい地盤はどこにあるの?
地形は、丘陵地や台地と呼ばれる標高の高いところと川の周辺に広がる平野部の2つに大きく分けられます。
1,標高の高いところは硬い地盤が多い
丘陵地など標高の高いところは洪積層というものがあります。ここは、硬く、良好な地盤です。
しかし、斜面が多いため、ところによっては、家を建てる場合は、造成して土地を平坦化する必要があります。
しかし、斜面が多いため、ところによっては、家を建てる場合は、造成して土地を平坦化する必要があります。
2,平野部は軟弱なところが多い
洪積層よりも新しい沖積層が広がる平野部、さらに平野部でも低い湿地などを埋め立てたり、盛り土を
した人口地盤は、いつ埋め立てや盛り土をしたかにもよりますが、一般的には軟弱地盤が多いです。
した人口地盤は、いつ埋め立てや盛り土をしたかにもよりますが、一般的には軟弱地盤が多いです。
3,平野部でも強い地盤、丘陵地でも弱い地盤がある
洪積層によって成り立っている丘陵地や台地はすべて良好な地盤で、沖積層や人工地盤が広がる平野部は、
すべて弱いかというとそうではありません。
すべて弱いかというとそうではありません。
「丘陵地や台地でもくぼんだ谷になっているところに盛土をしていれば、軟弱地盤になります。
特に切土をしたところと盛土をしたところの境目に建てた住宅は注意が必要です。
不同沈下の可能性があります。
一方、平野部でも地盤の強いところはあります。昔、川が氾濫し、あふれた砂が堆積してできた場所は強い地盤です。このような場所は、昔から市街地になっているケースが多く、土地が売り出されたときには、高い価格で売り出されるようです。
家を建てるなら、地盤のどこに注意すればいいの?
地盤の状態をわかったうえで適切な対処をしましょう!
家を建てるための土地を探す場合、また、購入した後の注意ポイントは何ですか?
土地探しでは、ハザードマップのチェック、最近、盛土をした土地や腐植土がないか調べましょう。
購入後は、地盤調査をして適切な対策が必要です。
盛土などの軟弱地盤の場合、地盤対策には100万円~500万円程度かかることもあります。
安いから購入した土地で後からお金がかかることもあります。
土地代と地盤にかかる費用は一緒に考えることをお勧めします。
土地代と地盤にかかる費用は一緒に考えることをお勧めします。
まとめ
1,住宅をしっかり支えるには、硬い地盤が安心
2,軟弱地盤の場合は、地盤補強をしたうえで住宅を建てることが重要
3,地盤の情報は地盤サポートマップや古い航空写真や古い地形図を現在の状況と照らし合わせることでわかる。
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