I LACHIC (アイラシックホーム)

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#家づくり

#高気密・高断熱

なぜ今、断熱性能が「本当に」重要なのか?

2025年11月18日

こんにちは、石川県小松市の工務店「アイラシックホーム」です。

2025年は「災害級の暑さ」「記録的な豪雨」が連続した年でした。
その経験を踏まえ、今回は「断熱性能の本当の意味」についてお話しします。

【1】実は長く任意だった、日本の断熱基準

1999年に登場した「断熱等級4」は、長年“最高ランク”として扱われながらも義務ではありませんでした。
「冬は寒いのが当たり前」「電気代でなんとかなる」という意識もあり、性能を後回しにする文化が根強く残っていたのです。

しかし近年は、ヒートショックや熱中症のリスクが社会問題に。
住宅の性能は「暮らしの快適さ」だけでなく、命を守るための要素へと変わってきました。

【2】2025年4月、省エネ基準がついに義務化

ついに2025年4月からは、断熱性能(UA値)と一次エネルギー消費量の基準を満たさない住宅は建てられない時代になりました。

同時に、HEAT20の「G2・G3グレード」も注目されるように。
弊社では石川県の地域区分に合わせ、UA値0.34以下(G2)を標準仕様とし、
さらに、地域補正でG3の基準(省エネ・快適)を満たすためUA値0.19の住宅も手がけました。

【3】「快適」「健康」「省エネ」は、もう切り離せない

断熱は「冷暖房効率を高めるだけのもの」ではありません。

  • 室温が安定し、ヒートショックのリスクを抑える

  • 冷暖房コストを大幅に削減できる

  • 精神的にも身体的にもストレスが少ない暮らしに

たとえば、弊社のスタッフの自宅では、年間の電気代がわずか約4万円(太陽光併用)
断熱等級4の住宅と比べると、年間30万円以上の差が生まれています。

【4】2025年夏、小松市の「40.3℃」と豪雨が教えてくれたこと

RKB毎日放送記事より

2025年8月、小松市では観測史上初の40.3℃を記録。
金沢では、12時間で331.5mmの豪雨という災害級の気象が発生しました。

このような異常気象が日常になりつつある今、
「家の中が安心できる場所であること」は、もはや当たり前ではないのです。

【5】もしも、家が快適でなかったら…?

  • エアコンをつけても暑い → 熱中症のリスク

  • 部屋によって温度差がある → ヒートショックの不安

  • 洪水で外に出られない → 家の中にいることがつらくなる

  • 停電でエアコンが使えない → 命の危険すらある

こうした状況下で、「家が守ってくれる」ことの価値は、言葉以上に大きな意味を持ちます。

【6】これからは、“住める家”がスタンダードに

異常気象に備える住宅とは──

  • 地域に最適化された高断熱・高気密性能

  • 全館空調や1台のエアコンで快適な設計

  • 蓄電池や太陽光による災害時の備え

それらが備わってはじめて、
家は**「暮らしを守るシェルター」**としての役割を果たします。

【まとめ】断熱性能は「未来への安心」への投資です

  • 日本の断熱性能はようやく義務化されました

  • 2025年の異常気象で「家の性能の重要性」が明確になりました

  • 快適でない家は、命をも脅かすリスクになります

だからこそ、私たちは【UA値0.34以下/C値0.1以下/耐震等級3】を標準にした、
G2〜G3グレードの高性能住宅を、石川県の皆さまにご提案しています。

未来を守る家づくりを、私たちと一緒に考えてみませんか?

 

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