株式会社樋爪住宅研究所

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【素材という名の言葉】時と共に美しくなる家。建築家が語る、愛着が育つ素材の選び方

2025年10月20日

家づくりにおいて、壁の色や床材など、素材選びは迷うポイントの一つですよね。樋爪住宅研究所では、単に流行のデザインや見た目の美しさだけでなく、「時を経ても色褪せない美しさ」、そして「住むほどに愛着が深まる」素材選びを大切にしています。

私たちの考える「心地よさ」には、機能性が深く関わっています。素材選びにおいても、見た目のデザイン性だけでなく、その素材が持つ機能や、暮らしの中でどのように変化していくかを重視します。

例えば、津幡モデルハウスの廊下には、土間のようなニュアンスを持たせるために「三和土(たたき)と同じ素材」が採用されました。これにより、趣味の道具を置いたり、ペットのスペースにしたりと、自由度の高い空間が生まれています。特定の素材を選ぶことには、機能性を持たせ、暮らしを豊かにする明確な理由があるのです。

樋爪住宅研究所の家づくりは、新しい建築技術を柔軟に取り入れながらも、人にとっての“自然”を忘れないことを心がけています。これは、単に自然素材を使うということだけでなく、その素材が持つ特性を理解し、その家、その場所、その暮らしにとって最適なものを厳選することを意味します。

「不易と流行」という言葉があるように、時代に応じて変化していくべきものと、変えてはいけないものを見極め、自然体でシンプルに暮らせる家づくりを目指しています。これは素材選びにも通じる考え方であり、時間の流れの中で住まいに溶け込み、むしろ味わいを増していくような素材を選ぶことで、住む人にとってかけがえのない存在となる家が生まれるのです。

私たちは、地元の確かな腕を持つ職人と契約し、丁寧な家づくりを行っています。良い素材を選び、それを活かす職人の技が合わさることで、長く愛せる、質の高い住まいが実現します。

時と共に家族の歴史を刻み、変化さえも美しさへと昇華させる――そんな愛着の育つ素材選びの哲学に触れてみませんか。

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