安藤建築事務所
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安藤建築事務所
高性能住宅は素材のバランスを意識する
2024年11月25日
こんばんは!!
最近大手HMさんやフランチャイズ系の住宅会社の気密検査標準化が増えてきました!!
暖かい家にしようという試みはとても大切なことなので
もっともっと広まっていくと良いなと思います。
ただ、気密検査はズルもしやすい項目になりますので、
できるなら気密検査の立ち合いや、施工中の見学もさせてもらうと
良いかもしれません。
こうやってどんどん家の性能が上がっていく中で、
なぜかまだ窓はアルミやアルミ樹脂(アルミ木)複合枠
が当たり前に採用されています。
樹脂サッシは全体の3割にも満たしていません。
個人的にはまずはサッシの樹脂化だと思っています。
どう考えても一番コスパが良いからです。
そもそも窓は家の中で最も結露の生じやすい部分となるため
そこを補強せずに断熱・気密化はあり得ないと思っています。
家の断熱性能はUA値であらわされますが、基本的に
壁・窓・天井又は屋根・床・土間などの性能を平均化した数値になります。
平均ということは何かが極端に良くて、何かが極端に悪くても
意外と数値がとれたりするのです。
ただ、残念ながらこのような家に住むと、コールドドラフトや結露の原因になるため、
生活におけるストレスと建物への悪影響は計り知れません。
それよりもバランスよく性能をアップさせることの方が住まい心地も建物にとっても
良いと思います。
そのバランスという点では窓はファーストステップです!!
数値だけではわからないところですが、
とっても大切なところですので、気になる方は建築会社さんに
壁や屋根、床に窓など何が使われているかを確認してみるのも良いかもしれません。
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