株式会社 アーツデザイン
電話
076-214-4211
株式会社 アーツデザイン
全棟、20年長期保証
2025年07月17日
実はだいぶバタバタしており、ブログの更新が久しぶりになってしまいました。
本日は、僕たちアーツデザインが提供している建物の保証のお話をさせて頂きます。
最近、お客様からご質問を頂くようになりましたので、お話させて頂きます。
ちょっと堅い話ですが、大事なお話のはじまりです。
そもそも新築住宅を供給する住宅事業者は、平成12年4月に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分の設計・施工や工事に対して、引き渡し後10年間の保証責任(瑕疵担保責任)を負っています。

しかし、平成17年の構造計算偽装問題(姉歯事件)を契機に、住宅事業者が倒産などで多額の瑕疵等ができなくなった場合、住宅取得者は、自ら修理したり建て替えを行わなければならないという負担が生じることが明らかになりました。
そこで、住宅取得者の利益の保護を図ることを目的に、平成19年3月「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律(住宅瑕疵担保履行法)」が成立し、平成21年10月以降に建築された新築住宅を対象に、住宅事業者の加入などによる補修費用を賄えるようにした制度が義務化されました。

簡単に言うと、お引き渡しから10年間は、建物が傾いたり、雨もりが発生した場合は、住宅事業者が責任を持って直す義務があるということです。
その時に経営状態が悪く、修繕費用が捻出できなかったり、倒産していたりして義務を果たすことが出来ないことも可能性としてはあるので、保険に入っておきましょうってことです。

最近は、ハウスメーカーや全国展開している大手ビルダーさんは、10年ではなく長期20年保証でも当たり前になりつつあります。
これは一つの安心材料になると思いますし、大手さんだからこその安全・安心な保証であるともいえます。ただし、初期保証を前提にした工務店で20年保証を取り入れている会社は、まだ少ないのが現状です。
僕たちアーツデザインは、地域密着型の小さな工務店ですが、20年保証を標準で取り入れています。
これから何年後かには、長期保証はあたりまえになっていくのではないかと思います。
普段お客様に「50年・60年住み続けられる家」「いい家を建てている」と情報発信しておきながら、保証が10年…。そこに少し矛盾を感じてしまう自分がいるのも事実です。
いい家を建てているという情報発信をしているのであれば、あたりまえに長期保証を付けるべきだと思います。

それ以外の保証としては、住宅設備保証10年、地盤保証20年と、こちらも対応している工務店はまだ少ないかとは思いますが、アーツデザインは全棟標準で対応しています。
保証だけでなく、定期点検も3ヶ月・1年・2年・5年・10年としっかりと対応させて頂いておりますのでご安心ください。
(本当にちゃんとやってます!)
長期保証制度も定期点検も、「あたりまえのほんもの」のひとつだと考えています。
それではまた。
閲覧履歴
