エアコン24時間運転をもう少し詳しく見てみる
昨日書いたブログ「エアコンを24時間運転してみた」について、もう少し詳しく書いてみようと思います。
8月の1ヶ月間エアコンを24時間運転し続けてみました。
(お盆の1泊2日旅行の期間のみ停止)
その結果、オール電化で電気料金が9,803円でした。
皆さんの住まいがこれだけの金額で済むわけではありません。
そこで使用量を見てみます。
ここで注目したいのが7月と8月の差です。
7月はエアコンを点けたり、消したり、いわゆる間欠運転をしていました。
8月は上述の通り24時間連続運転です。
使用量を比較すると7月が296KW、8月が335KWで13%使用量が増加したことになります。
外気温の状況が異なるため単純比較できませんが、北海道基準程度の断熱性能であれば概ね1割多めに電気代を支払えば24時間運転できるということがわかります。
その1割をどう見るかが、それぞれの暮らし方への価値観の違いだと思います。
子育て中や定年退職後で家にいる時間が長かったり、暑くて暑くて出掛ける気持ちにもなれないなんて場合は、24時間運転で毎日快適な環境で過ごせるほうがメリットが多いでしょう。
逆にフルタイムで仕事をしていたり、家に誰もいない状況が続くようであれば間欠運転で十分だと思います。
また実測して改めて思うのは、夏の冷房に比べて冬の暖房時のエネルギー消費量の大きさです。
夏の最大と冬の最大では、2倍ほどの消費電力の違いがあります。
もし節約を考えるのであれば、冬の暖房温度を1度下げて、その分上着を1枚羽織るのがよさそうです。
こうやってシミュレーションしたり、住んでからの記録をしたり、それらを比較することで、プロの私たちでも改めて気付くことは沢山あります。
レコーディングダイエットのように、住まいの数値をレコーディングしていき、自分たちの暮らし方の実態を把握すると面白いかもしれません。
暮らし方のレコーディング、おすすめです。