株式会社 設計木花家(こかげ)
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株式会社 設計木花家(こかげ)
オープンシステム全国2025IN新潟
2025年11月26日
2025年のオープンシステム全国大会は新潟県で行われました
1年に1度全国からの会員さんが集まります
それでは会場のホテルイタリア軒にレッツゴー

会場に入ってみましょう

いつも参加されている会員さんが多いです

先ずはオープンシステムの社長さんからの挨拶です
社長さんとのお付き合いも30年位になるでしょうか・・・

最初の講演は気密測定の「ミエルカLAB」の下村さんです
家の気密の重要性を説明です

断熱性能の数値が良くても気密性能が悪いと断熱性能も落ちます
最近Ua値競争になったUa値が良いと全て良いように営業マンさんから説明されますが・・・
Ua値が良いのに住んでみると思ったより寒かったり暑かったりする原因ですね

気密測定では石川県で有名な「福田温熱空調」さんが居ますね
全国的にも福田温熱空調さんは有名な会社です
木花家も測定をお願いしている頼れる会社です
ミエルカLABさんのお客さんで新築時に気密測定をしましたが、5年程経った状況での気密の状態を調べたいと依頼が有ったそうです
5年後の測定はC値で0.1程悪くなっていました
そこで窓の回りをテープで塞いで気密測定を行ったら完成気密測定値と同じ数値だったそうです
やはりサッシのパッキンの劣化で少し気密漏れが有るようでした
最近は複雑な形状でも気密が取れやすいので現場発泡断熱材の仕様が多いそうです
年数が経っても現場発泡断熱材の劣化は無いようですね
次は住宅検査や不具合の調査を行っている「住宅検査カノム」さんです
テレビの欠陥住宅の番組にもよく出ている会社です

欠陥住宅の調査や事例の説明です
欠陥住宅の話を聞いていると暗くなりますね
建築に携わる者なら事故を予想出来るはずなのに・・・そのまま工事をしているようです(涙。。)
色々のトラブルも有りますが、近年はカビのトラブルが多くなっています
高気密高断熱の家が増えてきたのですがバランスを間違えるとカビが生えますね
Ua値とC値の関係も重要です

大手HMの建物でカビの被害事例が沢山発生しているようです
しかしそのHMの営業担当者は当社の建てている家ではカビの発生は無いと言っているようです
営業担当者さんには良心は無いのでしょうかね・・・
営業担当者と言えば・・木花家に来た建材の営業担当者さんが売込みの材料にトラブルが無いと自信満々に説明していました
原理原則から考えるとかなり高い確率で危険が有ると思うので木花家で採用するのをためらっていました・・・
調査をしているカノムさんに事故事例が無いのか確認しました
案の定事故事例が多いと教えて頂きました
同じ様に見えても少し高くなりますが安全な商品も出ていますのでそちらを採用する方が良いですね
安くて良い物と思いますが・・世の中はそう上手く行きませんね
カノムさんいわく営業担当者の話を信用するな、自分でしっかり調べてから決めろとアドバイスを頂きました
最後は家の断熱性能アップを奨励している「東京大学准教授 前真之」さんです

エコハウスのウソの書籍を何冊も更新して出しています
難しく無く読める本なのでお勧めします
前先生は今良い家を建てれば100年後の人が良い家を建ててくれてありがとうと言える世の中にしたいと言っています
今少し費用を掛ける事で100年後の人が喜び、100年間エネルギーが節約できる良い世の中を目指して行こうと言っています
目先の工事費も気になりますが性能の良い家は結果的には節約出来る事になりますね
しっかりとした材料で良い家を建てるとお得ですね
講演が終わった後は参加者さんの懇親会です

懇親会が終わったら夜の新潟の古い街並みを見ながら2次会会場に向かいます
新潟の大通りはとても広いのですが古い街並みは道が狭いです
新旧が見られて良い街ですね
地元では有名な居酒屋で2次会です

普段の観光では分からないので入る事は無いような店でした
新潟の会員さんありがとうございます

2次会も仕事の話をしている真面目な方ばっかりです(笑)
今回の全国大会は気密性能の重要性や欠陥住宅にならない注意点や100年後の人にも自慢できる家づくりを勉強出来ました
地味な作業ですが一棟一棟しっかりとした家づくりをします
また来年の全国大会が楽しみです
原理原則をしっかりと学んで安心の家づくりをする設計木花家です
本物の高気密高断熱の家を原価で建てる設計木花家です
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