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あたたかいだけじゃない!?断熱等級7の底力

2025年06月13日

寒い冬でもエアコン1台でぽかぽか――
そんな言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

「断熱等級」や「UA値」といったワードも、最近の家づくりではよく耳にするようになりました。
でも、「断熱等級7」と聞いても、実際にはどれほどすごいのか、ピンとこない方も多いかもしれません。

今回は、断熱等級7の家が「あたたかい」だけではない理由について、分かりやすくご紹介します。

「断熱等級7」とは?

断熱等級は、住宅の断熱性能を表す指標で、2022年に新たに追加された「断熱等級6・7」は、これまでの基準を大きく上回る高性能住宅に位置づけられます。

断熱等級7は、HEAT20 G3グレードとほぼ同等であり、寒冷地でも暖房エネルギーを最小限に抑えられる、トップレベルの性能を誇ります。

たとえば、石川県小松市のような冬の冷え込みが厳しい地域でも、少ないエネルギーで家全体が均一にあたたかい。これはもはや「暖かさの質が違う」といっても過言ではありません。

断熱等級7の「底力」とは?

断熱性能が高ければ、単に「暖かい家」になるだけ、と思っていませんか?

実は、断熱等級7にはそれ以上の価値と恩恵があります。

1. 年間光熱費がグッと下がる!

断熱性が高くなると、外気の影響を受けにくくなるため、冷暖房の使用時間が減るだけでなく、設定温度も控えめで済みます。
たとえば、一般的な断熱等級5の家に比べ、年間の電気代が数万円単位で変わるケースもあります。

特に2024〜2025年にかけて、再エネ賦課金など電気代の上昇が続く中、家の性能=家計を守る防御力という認識は今後ますます重要になっていくでしょう。

2. ヒートショック対策にも◎

冬の寒い脱衣所やトイレでのヒートショック事故は、高齢者にとって大きなリスクです。
断熱等級7の家では、廊下や水まわりの温度差がほとんどありません。(暖房時15℃未満の割合が2%以下)
これは、家中が「魔法瓶」のように包まれているから。

暖房の効いたリビングだけが暖かいのではなく、家中どこにいても温度が安定しているため、冷えによる体調不良の予防にもつながります。

3. 梅雨・夏でも“さらっと快適”

「あたたかい家って、夏は暑そう…」と思っていませんか?

断熱等級7の家は、夏でも外気の熱を室内に通しにくいため、日射遮蔽と組み合わせることで、涼しく快適な室内環境を保てます

さらに、高気密・高断熱だからこそ、計画換気の効果が最大限に発揮されるのもポイント。
梅雨時期でも湿気を効率よく排出し、ベタベタしない、さらっとした空気感を実現します。

4. エアコン1台で家中快適

断熱等級7レベルの家では、暖房・冷房のエネルギー損失が極めて少ないため、
たった1台のエアコンでも、家全体をじんわり均一に温めたり冷やしたりできます。

実際、私たちが手がけたお家でも「エアコン1台で2階の廊下まで快適でした!」という声が多数寄せられています。

もちろん、気密性能(C値)や換気設計とのバランスも重要ですので、断熱性能だけに頼らず、トータルで設計することが大切です。

5. 資産価値が下がりにくい

長く快適に住める住宅は、将来的にもリフォームや建て替えの必要が少なく、資産価値が落ちにくいという特徴もあります。

さらに、住宅性能表示制度や長期優良住宅の認定を受けている家は、住宅ローン減税や補助金などの優遇も受けやすくなります。

まとめ:あたたかさは「結果」でしかない

断熱等級7の家は、単に「冬にあたたかい」だけではありません。
光熱費、健康、快適さ、家の寿命、将来の暮らし…そのすべてに関わってくる“暮らしの土台”です。

「住宅の性能」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は毎日の暮らしの“あたりまえ”を変える力を持っています。

ぜひ、これから家づくりを検討されている方は、断熱等級7という選択肢を、最初から視野に入れてみてくださいね。

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