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#家づくり

安心な土地選び!ハザードマップの使い方とは?

2025年08月07日

家を建てようとするとき、「この土地は安全かな?」と思うことはありませんか?

特に近年、地震や豪雨が増加している中、「災害リスクの少ない土地」を選ぶことは、家の性能以上に重要かもしれません。

そこで今回は、土地選びで絶対に確認すべきハザードマップの見方や活用法について、わかりやすくご紹介します。

1. ハザードマップって何?

ハザードマップとは、自然災害が発生したときに、

「どこに」「どんな被害が」「どのくらいの規模で」起こる可能性があるかを示した地図です。

以下のようなさまざまなリスクを確認できます

  • 洪水(川の氾濫)
  • 土砂災害(がけ崩れ・地すべり)
  • 津波
  • 内水氾濫(大雨による排水不良)
  • 地震による液状化

国土交通省や各市町村のホームページから簡単に閲覧できます。

▶【参考リンク】

国土交通省「重ねるハザードマップ」

https://disaportal.gsi.go.jp/

2. なぜハザードマップを見ておく必要があるの?

新築住宅は、これから何十年も暮らす場所になります。

いくら性能の良い家を建てても、土地にリスクがあれば安心して暮らせません。

例えば、豪雨で道路が冠水しやすいエリアや、川の近くで浸水履歴のある土地は、

見た目ではわからなくても、災害時に大きなリスクとなります。

最近では、災害リスクが高い土地は住宅ローンが組みにくい場合もあり、資産価値にも影響するのです。

3. どこをチェックすればいい?ポイントを解説

ハザードマップを見るときに押さえておきたいのは、次の3つです。

① 浸水想定区域

・色分けで「最大何mの水が来る可能性があるか」が示されています。

② 土砂災害警戒区域

・山やがけの近くでは、がけ崩れの危険性がある区域を確認。

・「警戒区域」と「特別警戒区域」の2段階があるので、色分けに注目。

③ 液状化の可能性

・地震時に地盤が緩くなり、建物が傾くリスクがあります。

・市町村によって公開されている地図が異なるため、事前に確認を。

4. 実際に見てみよう!小松市の場合

アイラシックホームが拠点とする石川県小松市でも、地域によってリスクはさまざまです。

実際に「重ねるハザードマップ」で見てみると──

  • 河川沿いでは0.5m〜3mの浸水が想定されている場所がある
  • 小高いエリアでは比較的災害リスクが低いが、市街は価格は高め
  • 新しく造成されたエリアでも、過去の地形や排水状況でリスクが異なる

つまり、「市内だから安心」ではなく、土地ごとにリスクの差があるということなんです。

5. ハザードマップだけでは判断できないことも

ハザードマップは、とても便利なツールです。

しかし、あくまでも“想定”に基づいたデータである点も忘れてはいけません。

つまり、実際の土地の状況は「地図」だけでは見えてこない部分が多く、現地を見なければ判断できない重要なポイントがいくつもあります。

そこで、実際に土地を見るときにチェックしたいポイントと、私たちが出会った実例をご紹介します。

✅ 道路の高さと排水計画

実例:

「道路のほうが高く、土地が低い」場合、雨が降ったときに敷地内に水がたまりやすくなることがあります。

表面排水の流れ方や排水計画がきちんとされているかを確認することが重要です。

✅ 隣地との高低差

実例:

隣の土地より自分の土地が低い場合、雨水が流れ込む恐れがあります。

この場合、基礎の高さを上げるなどの対策が必要ですが、それによりコストが上がるケースもあります。

土地代だけでなく、造成費用や基礎工事費も含めて総額で考えることが大切です。

✅ 塩害リスク(海が近い地域)

実例:

小松市の沿岸部では、塩害によってエコキュートなどの外部設備が早く劣化する可能性があります。

外部機器に塩害対応の防錆仕様を選ぶ、設置場所を工夫するなど、ランニングコストやメンテナンス面も含めた判断が求められます。

このように、ハザードマップには出てこない土地の個性があります。

だからこそ、気になる土地があれば、必ず現地に足を運び、地元の事情に詳しい建築会社と一緒にチェックするのがおすすめです。

まとめ:地図では分からない安心を、一緒に見つけましょう。

家の性能も大切。しかし、その性能を本当に活かせるかどうかは「土地次第」です。

ハザードマップは、安心な土地を選ぶための第一歩。

でも、それだけでは見えない「現地のリアル」もたくさんあります。

私たちアイラシックホームは、ハザードマップの確認はもちろん、道路の高さ・排水・隣地との関係・地域の気候特性まで、「地元の目線」で土地を見るお手伝いをしています。

「この土地で、本当に大丈夫?」

そんな不安があれば、ぜひ一緒に現地を見に行きましょう。

安心な土地選びから始められるように(^^)/

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