I LACHIC (アイラシックホーム)

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I LACHIC (アイラシックホーム)

#家づくり

建築中だから見えるもの

2025年09月02日

こんにちは。アイラシックホームです。

石川県小松市を拠点に、能美市・加賀市エリアで永く快適に暮らせる家づくりのために日々研鑽しております。

今月末より、建築中のお住まいを公開する「構造見学会」の開催を予定しています。

完成見学会に比べて開催数が少ないイベントですが、構造見学会には 完成してからでは分からない大切な情報を知ることができる という大きな魅力があります。

完成見学会と構造見学会の違い

完成見学会は、インテリアや間取りの工夫、暮らし方の参考を体感できます。

一方で、構造見学会で見ていただけるのは「家を支える基盤」。

  • 壁や床に隠れてしまう断熱材の施工状況
  • 気密処理の丁寧さ
  • 柱や梁、金物などの構造の組み方
  • 基礎の高さや鉄筋の組み具合

これらは完成してからでは確認できません。

つまり構造見学会は「家づくりの土台を確かめられる場所」なのです。


工法に触れられる見学会

今回の見学会では、構造だけでなく「工法」についてもご覧いただけます。

高気密高断熱住宅をどうやって実現しているのか、実際の現場を見ながらご説明します。

  • 断熱材をどのように施工しているか
  • 気密テープや処理の様子
  • 換気システムを設置するための下準備
  • 材料がどのように保管され、現場がどのように整理されているか

こうした現場の姿勢も、住まいの性能を支える重要な要素です。

見学会でぜひチェックしてほしいこと

「何を見ればよいのか分からない」と感じる方も多いと思います。

そこで、ポイントを整理しました。

  1. 構造材や金物

    柱・梁の組み方や耐震金物の位置。地震に耐える仕組みを確認できます。

  2. 断熱施工

    どんな断熱材を選び、どのように隙間なく入れているか。快適さと光熱費に直結します。

  3. 気密処理

    窓や配管まわりの処理。C値という性能の背景にある「丁寧さ」を見られます。

  4. 基礎の高さ

    浸水や湿気に強いかどうかのポイント。道路より基礎がどのくらい高く設定されているか確認してみてください。

  5. 現場の管理

    部材の置き方、養生、清掃の仕方。日々の積み重ねが家の寿命を左右します。

数字の意味を「現場」で理解する

カタログやサイトには、UA値やC値といった数字が並びます。

もちろん性能の指標としては大切ですが、その数字がどうやって実現されているかは「現場」を見なければ分かりません。

たとえば窓まわりの気密処理。

テープがきちんと重なっていない、施工にムラがある――それだけで数値通りの性能は出なくなります。

構造見学会は、数字の裏にある「施工の実態」を見られる場でもあります。

住んでから気づく前に、建てる前に気づいてほしい

住んでから「冬は廊下が寒い」「光熱費が思った以上に高い」と後悔される方もいます。

けれど、それは完成前の現場を見れば防げたことかもしれません。

だからこそ私たちは、基礎や断熱、構造といった隠れてしまう部分をオープンにしています。

日々の現場管理を欠かさず、細部まで確認を行うのは、建てる前にお客様自身に納得していただきたいからです。

構造見学会で得られる安心

完成見学会では分からないことが、構造見学会では確認できます。

  • 見えなくなる部分を事前にチェックできる
  • 数値の裏付けとなる施工品質を理解できる
  • 現場の雰囲気や姿勢を肌で感じられる

これらは、家づくりを任せる会社を選ぶ上で大切な判断材料になります。

まとめ

構造見学会は、完成してからでは絶対に見られない「家の心臓部」を公開する貴重な機会です。

普段は隠れてしまう部分を確認し、家づくりの安心につなげていただければと思います。

これから家を建てたいと考えている方、ぜひ現場で確かめてください。

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