I LACHIC (アイラシックホーム)
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#家づくり
理想の家づくりは「設計と収納計画」から~ご家族の声から見えたリアルな課題~
2025年09月06日
家が散らからずに片付くか?
動線がスムーズで暮らしやすいか?
収納計画が現実に合っていたか?
これらは住み手の性格だけでなく、設計や収納計画に大きく左右されます。 どんなに広いリビングでも、片付かないと雰囲気は台無し。逆にコンパクトでも、きちんと収納があればスッキリ心地よく暮らせます。
今回は、理想の暮らしに必要な収納計画の大切さをお伝えします。
ご相談いただいたご家族のケース
先日の完成見学会に来られたのは、40代のご夫婦。 「息子が部屋を欲しがっていて、できれば来年の4月までに…」というのがきっかけでした。
くわしくお話を聞いていくと、現在のお住まいは19年前に建てられた奥様の思い入れあるお家ということ。 「壊したくはないけれど、手狭になってきた」というお気持ちがお家づくりの背景にありました。
さらに話を進めていくと、10畳ほどある寝室が、洗濯物干場として使われていることも分かりました。 結果として、肝心の寝室としての機能をなくしてしまい、部屋の活用バランスに課題が見えてきたのです。
つまり、このご家族に必要だったのは「新しい部屋を増やすこと」ではなく、暮らし方や収納計画を見直すことでした。

暮らし方と収納計画の関係
暮らしが散らかるか整うかは、間取りよりも「収納計画」によるところが大きいです。
洗濯動線が悪い → 干す場所としまう場所が離れている
クローゼットの容量が不足 → リビングや寝室に物があふれる
使う場所に収納がない → “とりあえず置き”が増えて散らかる
買い足すときのルールがない→物があふれかえってしまう
今回のご家族のように寝室が洗濯干場になってしまったのも、「洗濯物をどこで干すか・どこにしまうか」を建築時に具体的に想定していなかったことが原因の一つと考えられます。

ご提案の方向性
このご家族に向けては、以下のような提案が考えられます。
1.ランドリースペースの確保 専用のランドリールームやサンルームを設け、寝室の役割を取り戻す。
2.収納計画の見直し 洗濯物の「干す・たたむ・しまう」が完結できる収納配置を提案。
3.将来の暮らし方も見据える 来年4月までに最低限必要な空間を確保。 将来を見据えた時に、本当に息子さんの部屋を新設するか、代替の部 屋があるかを検討。
まとめ:物と暮らしに合った家をつくる
家づくりで大切なのは、今の不満を解決するだけでなく、10年後・20年後の暮らしを見据えた設計です。
- 持ち物が多いなら「多い」と伝える
- 洗濯や片付け動線を事前にシミュレーションする
- 「使う場所にしまえる」収納を設ける
- そうすることで、寝室が洗濯干場になるような“暮らしにくさ”を防げます。
「建てたら終わり」ではなく、暮らしが始まってからも快適が続く家をつくる。 それが、これからの家づくりに求められる本当の価値ではないでしょうか。
アイラシックホームでは、新築のご相談を受けても、時には「別の提案」をさせていただくことがあります。 それは、「お客様にとっての理想の暮らしがゴールであること」を大切にしているからです。
お家を建てる・建てないに関わらず、まずはお気軽に見学会やご相談にお越しください(^^♪
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